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» 2012年10月30日 11時41分 UPDATE

まんべくんTwitterが終了へ 「新しい方向性見いだせれば」

まんべくんの人気を沸騰させたエムが、Twitterアカウント「@manbe_kun」の運用を終了。ファンは悲しみにくれているが、佐藤社長は「ファンの方々のアイディアなどを汲んで新しい方向性を見いだせれば」と、あきらめてはいないようだ。

[岡田有花,ITmedia]

 人気キャラクター「まんべくん」のTwitterアカウント「@manbe_kunGT」が近く終了する。アカウント運営元・エム(札幌市)の佐藤健次郎社長が10月29日、Twitterで発表した。2〜3週間のうちに終了予定だが、今後について佐藤社長は「ファンの方々のアイディアなどを汲んで新しい方向性を見いだせれば」と話している。

画像 「ネ土長」は佐藤社長のTwitter

 まんべくんのTwitter「@manbe_kun」は、長万部町がエムに運営を委託した公式アカウントとして2010年10月にスタート。上から目線の毒舌と、フォロワーの心を癒す“男前”な名言の絶妙なバランスで人気を博し、まんべくんの知名度を全国区に広げたが、昨年8月、戦争問題に絡む一連のツイートで同町に抗議が相次ぎ、町はエムに対しキャラクター商標使用許諾を停止、Twitterを中止させていた

 今年1月エムは、まんべくんアカウントを復活。アカウント名は「@manbe_kun」から「@manbe_kunGT」に変更、毒舌は減ったが、相変わらずの男前ツイートで人気を拡大。10月30日現在、フォロワー数は10万を超えている。@manbe_kunGTは長万部町非公認で、町は「個人がやっているTwitter」と認識。まんべくんを町おこしに活用している町観光協会も、「Twitterやエムと観光協会とは無関係」と話している。

「長万部町を応援したかった」が……

画像 Amazon.co.jpで販売しているまんべくんグッズ。ファンからイラストを募った「恐怖ポスター」など、町公式のお堅いイメージとはひと味違うグッズ展開も人気だった

 佐藤社長によると、昨年8月のTwitterアカウント休止後、長万部町内の業者数十社の署名を得て有志団体を作り、意見書を提出したり、ファンが直接役場に訪れるなどして、同社が関わる形でのまんべくん復活を再三にわたって要望してきたが、町に受け入れられなかったという。佐藤社長は、「弊社としても長万部町を応援したい、地域に貢献したいという気持ちで活動してきたが、もう応援したくなくなった」ため、Twitter終了を決めたという。

 Amazon.co.jpや新千歳空港などで販売しているエム開発のまんべくんグッズも、在庫限りで販売終了となる見通し。町や観光協会によるまんべくん活用は続き、長万部駅横の売店で販売している観光協会公式グッズは販売も続ける。

 まんべくんTwitterの突然の終了告知に、ファンからは「ほんとにもう会えなくなるの??」「すごい悲しい」「会社で泣いちゃった」「またいつかどこかで何かしらの形で会えるよね??」「いなくならないで〜(´;ω;`)」など別れを惜しむ声が、まんべくんのTwitterアカウントに次々に寄せられている。

 ただ佐藤社長はあきらめてはいないようだ。ファンイベント「まんべ会」などを通じてファンコミュニティーが育っており、「ファンの方々のアイディアなどを汲んで新しい方向性を見いだしたい。アイデアだけは無限にある」と話している。


画像画像 エムが11年4月、都内で開いたファンイベント「東京まんべ会」の様子。若い女性を中心に、「まんべくんにひと目会いたい」とファンが集結。まんべくんは奇妙な踊りを踊るなどしてファンを熱狂させた

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