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» 2012年11月12日 23時06分 UPDATE

mixiがメッセージ監視? 「面識のない異性の出会いのみチェック」とミクシィ

「mixiで昔の友達からメッセージが来て、久しぶりに会おうとやりとりしていたら、規約違反と警告が来てメッセージを消された」というユーザーの告白が話題に。ミクシィは「規約違反となる、異性との出会いを目的として利用する行為のみチェックしている」と説明している。

[岡田有花,ITmedia]

 「mixiで昔の友達からメッセージが来て、久しぶりに会おうとやりとりしていたら、『異性と出会おうとする行為は規約違反』と警告されて運営にメッセージを消され、アカウント停止になった」――Twitterに投稿されたユーザーからのこんな告白がTogetterにまとめられ、「mixiは成人ユーザーのメッセージも監視しているのか」「知り合い同士の再会もNGなのか」などとネットユーザーの注目を集めている。

画像 ミクシィが12日に公表したユーザー向けの告知ページより

 ミクシィは取材に対し、ユーザー間のメッセージのうち、「規約違反となる、異性との出会いを目的として利用する行為のみチェックしている」と説明。規約違反のユーザーには基本的に複数回警告を行い、それでも改善が見られない場合のみアカウント削除や停止を行っているという。その旨をユーザーに説明する告知ページも12日夜に公開した。

 同社はユーザー間のメッセージのうち、面識のない異性との出会いを目的として利用しているとみられるメッセージを、システムで自動的に抽出した上で、人力で確認し、削除などの対応を行っているという。メッセージのチェックは、「青少年ユーザーが安心・安全に利用できるよう」(同社)実施。青少年が成人と年齢を偽って利用しているケースもあるため、成人同士の会話も一部、確認しているという。


画像 mixiのメッセージ送信画面には、「メッセージの内容を確認する場合があります」と書かれている

 メッセージの内容確認が通信の秘密の侵害に当たらないよう、送信画面に、「メッセージの内容を確認する場合があります」と明示。ユーザーはメッセージの確認や削除などについて同意した上で送信する仕組みになっている。

Mobage、GREEもユーザーの書き込みチェック LINEは「一切見ない」

画像 GREEのメッセージ送信画面にも「グリーは、メールの内容を確認する場合があります」とある

 国内では07年ごろから、SNS上の出会いがきっかけで青少年が性犯罪などの被害者になる事件が続発。その後SNS各社は、警察当局などと連携して青少年保護のための取り組みを強化。出会い目的の利用を監視するため、ユーザー間のメールの内容もチェックしているサービスは多い。

 Mobageも出会いを求める行為を規約で禁止。「ミニメール」送信画面で「内容を確認している」と明示し、ユーザーに同意を求めている。GREEでも、面識のない異性との出会いを目的とした利用を禁止。ユーザー間のメッセージフォームにはMobageやmixi同様、「メールの内容を確認する場合がある」と明記し、送信者に同意を求めている。

 一方でFacebookやTwitterなど海外のサービスでは、日本のSNSのような監視は行われていないようだ。また、SNSに近い機能を持つスマートフォン向けメッセージングサービス「LINE」を運営するNHN Japanは、「通信の秘密に抵触するため、ユーザーのメッセージのやり取りなどは一切監視・確認したり、見たりすることはない」としている。

 ユーザーの利便性や自由度と青少年保護の両立は簡単ではないが、ネットユーザーからは、「mixiなど国内SNSは監視が厳しいため、ソーシャルコミュニケーションのインフラとしては使いづらくなっているのでは」という声もあがっている。

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