日本交通と日立ソリューションサービス、ジェーシービーなど5社は12月5日、スマートフォンでタクシーが呼べるアプリ「日本交通タクシー配車」で、事前にクレジットカードを登録した上で配車依頼をすると、降車時に支払い手続きが不要になるサービスを東京23区などでスタートした。
アプリにカード情報と乗車確認番号を設定した上でアプリから配車依頼すると、日本交通が乗車確認番号を記載した確認メールを配信。乗務員にメールの画面を提示して乗車する。目的地に着くと、利用控えを受け取って降車。翌日までに利用明細のメールが届く。
スマートフォンの持ち主が別の人のために配車依頼することも可能。確認メールを印刷した紙を乗車する人に渡し、乗務員に見せてもらえばOKだ。子どもに現金を持たせることなくタクシーに乗車させるといったケースで利用できるという。
東京23区と武蔵野市、三鷹市で12月5日にスタート。多摩地区や神奈川県、埼玉県の主要都市でも来年1月から順次対応する。対応カードはJCB、AMEX、Diners、Visa、MasterCard。JCBとAMEXはJCBが、Dinersはシティカードジャパンが、Visa、MasterCardは三井住友カードがそれぞれサービスを提供する。
新サービスは、「日本交通タクシー配車」のシステムを全国のタクシー会社に他社に提供している「全国タクシー配車」にも、2013年中に対応予定。今後、日本交通Webサイトで提供している羽田空港行き定額タクシー予約などにも対応し、スマートフォンを持っていなくても利用できるようにする。
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