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嘔吐ロボットが登場 ノロウイルス感染対策に貢献

» 2013年01月16日 15時54分 公開
[ITmedia]

 嘔吐するロボット「Vomiting Larry」(嘔吐のラリー)が英国で開発された。同国でも流行しているノロウイルスの感染対策に貢献しているという。

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 ロイター通信によると、開発したのは同国の安全衛生研究所の研究者、キャサリン・メイキサンブース氏。マネキンの頭部を使い、胃に見立てた容器の液体を空気圧で逆流させるとラリーの口から噴き出る仕組みだ。

 液体に含まれた蛍光成分で痕跡が分かり、吐瀉物は思った以上に飛距離があり、完全に拭き取ることも難しいことが分かったという。

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