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インフルエンザ拡大、09年の大流行超えか 「Yahoo!ビッグデータ」検索数調査より

» 2013年01月29日 19時51分 公開
[ITmedia]

 「インフルエンザ」の検索数が、2009年の大流行時を超えた――ヤフーは1月29日、Yahoo!JAPANが持つぼう大なデータを分析する「Yahoo!ビッグデータ」のリポートから、インフルエンザの検索数に関する分析を公表した。検索数と患者発生には相関があり、「今年のインフルエンザが今まさに例年以上に拡大を続けている」としている。


画像 インフルエンザに関連するFacebook、Twitterの投稿数集計推移:Yahoo!検索(リアルタイム)より
画像 全都道府県の「インフルエンザ」検索割合スコアと厚労省の報告数推移の比較

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 同社によると、インフルエンザに関連するTwitterやFacebookの投稿数はこの1カ月で右肩上がりに増加しているほか「インフルエンザ」のYahoo!検索数は1月21日、2009年に新型インフルエンザが世界的に流行した時の最大検索数を超えたという。

 各都道府県でのインフルエンザの発生状況に関するデータと、Yahoo!検索の都道府県別検索割合スコアには高い相関があることも分かり、「今年のインフルエンザが今まさに例年以上に拡大を続けている」としている。

 検索数の推移から同社は、1月21日〜1月27日のインフルエンザ報告数は、12月31日〜1月6日の8倍強に増加すると予想。「インフルエンザは決して小康状態や終息ではなく、まさに今も拡大中と言える」としている。

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