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» 2013年02月05日 19時00分 UPDATE

世界5000万DLの軽快スマホブラウザ「Dolphin Browser」、日本進出を加速

スマートフォン/タブレット向けWebブラウザ「Dolphin Browser」開発元が日本法人を設立。日本進出を加速している。

[岡田有花,ITmedia]
画像 Dolphin Browser

 スマートフォン/タブレット向けWebブラウザ「Dolphin Browser」が日本進出を加速している。昨年夏、開発元のを米MoboTapが日本法人「ドルフィン・ブラウザ株式会社」を設立し、今年1月には須賀正明さんが社長に就任。日本での開発やマーケティングを進め、収益化につなげていく。

 Dolphin Browserは、Android/iOS向けの無料のWebブラウザ。軽快な動作やジェスチャー機能、HTML5標準の幅広いサポートなどが売りで、世界累計で5000万以上ダウンロードを突破したという。開発元のMoboTapは中国・北京を拠点に09年に創業。その後、中国・武漢、米サンフランシスコに進出し、現在はサンフランシスコに本社を置いている。

 日本法人は、MoboTapと、インフィニティ・ベンチャー・パートナーズのファンドの出資を受けて設立。日本はスマートフォンアプリの利用率やGoogle Playの課金率が高く、スマートフォンユーザーのリテラシーが高いことや、HTML5を使ったWebサービスの開発が進んでおり、レベルの高い開発者がいるため、日本法人を設立し、マーケティングや開発を行うことにしたという。

 日本でのダウンロード数は非公開だが「中国とアメリカのシェアが一番高い」状態で、「日本はまだまだこれから」だ。昨年から、ソフトバンクモバイルやKDDI(au)の一部機種にプリインストールされるなど、キャリアの協力を得て普及を進めている。

画像 須賀社長

 まずはサービスを磨き上げ、ユーザー数拡大に注力する。「広告を打ってアプリのランキングを上げていくことは可能だが、Webブラウザは毎日使い続けてもらうことが重要。一時的なダウンロードではなく、ユーザーの声を聞きながらいいものを作っていきたい」(須賀社長)

 アプリは無料で広告や課金機能もなく、収益化はこれからだ。須賀社長は「収益化は私の大きなミッション」としながらも、「まずはニーズを吸い上げ、日本のマーケットで使ってもらえる製品を出すのが優先。収益化は今の段階ではあまり大きなウェイトを置いていない」という。アプリの有料化は考えていないとしている。

「共有」をテーマにアップデート

 2月5日には、iPhone版のアップデートを実施。1月21日にAndroid版で行ったアップデートと同様、「共有」をテーマに、同じWi-Fiネットワーク上のユーザーとリンクを簡単に共有する機能や、PCのWebブラウザとスマートフォンでリンクを共有する機能、URLをタップするだけでEvernoteに保存する機能などを新たに追加している。

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