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Google、電脳メガネ「Glass」プロジェクトメンバーを募集(動画あり)

» 2013年02月21日 06時38分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは2月20日(現地時間)、メガネ型のウェアラブルコンピュータプロジェクト「Project Glass」のWebサイトを公開し、一般からのプロジェクトメンバー「Glass Explorer」の募集を開始した。

 glass 1 応募条件説明ページ。ロゴ(左上)も決まったようだ

 Explorerは、プロトタイプのGlassを1500ドルで購入する資格を与えられる。このプロトタイプはこれまで、昨年のGoogle I/Oに参加した米国在住の開発者のみが予約できていたが、Googleは提供対象を拡大するようだ。

 応募できるのは、残念ながら米国在住者のみ。2月27日までに、「自分ならGlassをどう使うか」をGoogle+かTwitterでハッシュタグ「#ifihadglass」を入れて投稿する。投稿には5枚までの画像、15秒までの動画を添付できる。

 採用されてExplorerの称号を与えられると、プロトタイプの予約ができ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスで開催されるイベントに参加してGlassを受け取ることになる。

 新サイトは応募ページ(How to Get One)の他、新しい動画のページ「How It Feels」と使い方を紹介する画像のページ「What It Does」で構成されている。

 静止画では、写真撮影、動画撮影、ライブ動画付きビデオチャット、メール送信、ナビ、検索、「Google Now」、翻訳などの機能が紹介されている。また、Glassのデザインや強度を紹介する写真もある。

 glass 2 音声翻訳機能。音声で「中国語で中国語で半ポンドは?」と聞くと、文字と音声で答えてくれる

 動画では、Glassを音声で起動するときは「OK Glass」と呼び掛けてから「写真を撮って」や「○○とハングアウト開始」などの指示を出すことや、ユーザーが例えば空港などに行くとGoogle Nowの機能によって予定に入力しておいたフライト情報が表示されることなどが分かる。

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