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» 2013年03月05日 07時21分 UPDATE

サイバー犯罪で服役の男、刑務所のメインフレームに不正侵入か

サイバー犯罪サイトを運営していたとして禁錮5年を言い渡された男が、刑務所内で開かれたIT講座を受講できてしまったことから騒ぎが起きた。

[鈴木聖子,ITmedia]

 サイバー犯罪で摘発されて英国の刑務所に服役中の男が、受刑者向けのIT講座を受講して刑務所のコンピュータに不正侵入する騒ぎがあった。セキュリティ企業の英Sophosが3月4日、現地メディアの報道を引用して伝えた。

 それによると、ニコラス・ウェバー受刑者(21)は、盗まれたクレジットカード情報などを転売するサイバー犯罪サイトの「GhostMarket.Net」を運営していたとされる。2009年10月に逮捕され、2011年5月に禁錮5年の実刑判決を言い渡されて、ロンドン南東部の刑務所で服役していた。

 ところがウェバー受刑者は同年、刑務所内で開かれたIT講座の受講を申し込み、そこから刑務所のメインフレームコンピュータに不正侵入したという。

 同刑務所はDaily Mail紙の取材に対し、2011年に起きた不正侵入事件にウェバー受刑者が関与したことを認めたうえで、「事件当時、刑務所の教育用コンピュータは閉ざされたネットワークだった。個人情報へのアクセスや、広範なインターネット接続、他の刑務所システムへのアクセスは不可能だった」とコメントしている。

 IT講座の講師を務めた男性は、この騒ぎがきっかけとなって解雇された。ウェバー受刑者にサイバー犯罪歴があることは知らなかったと主張して不服を申し立てているという。

 この刑務所では過去にも指紋認証システムの障害で混乱が生じるなど、IT関連のトラブルが相次いでいたと伝えられている。

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