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» 2013年03月11日 16時57分 UPDATE

被災地はPV激減、関東は激増 Yahoo!JAPANのビッグデータで見る東日本大震災

関東圏では震災直後からPVが激増し、岩手、宮城、福島、茨城では激減――ヤフーが東日本大震災時のページビュー推移のデータなどを、「Yahoo!JAPANビッグデータレポート」として発表した。

[ITmedia]

 ヤフーは3月11日、2年前の東日本大震災発生時の「Yahoo!JAPAN」のページビュー(PV)の推移などを、「Yahoo!JAPANビッグデータレポート」として発表した。関東圏では震災直後からPVが激増し、岩手、宮城、福島、茨城の被災4県では激減しているといった傾向が見てとれる。


画像 関東圏のPV推移
画像 被災4件のPV推移
画像 宮城県のPV推移

 関東圏では震災翌日の12日からアクセスが急増し、11日までの1〜2割増になった。一方被災4県では、12日は11日の半分以下に落ち込むなど激減しており、宮城県は5分の1以下にまで減っていた。同社は、「停電などの影響でまったくネットを利用することができなかった、もしくはネットで情報を見る余裕さえなかった様子がうかがえる」としている。被災4県のPVは、震災から2週間が経過しても元の水準に戻らなかった。

 サービス別で見ると、Yahoo!JAPANトップページやニュース、地図へのアクセスが伸びた。ニュースへのアクセスは、宮城県を除く全地域で増加。特に関東とその近辺で伸びており、地震や津波情報の確認に加え、原発問題や輪番停電などの情報を確認する人が多かったようだ。地図や乗り換え情報は、首都圏と北陸、北海道でアクセスが伸びた。一方、オークションやショッピングといった通販サービスはPVが大幅に減少しており、震災発生後2週間経っても元の水準には戻っていない。


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 全国のPVに占める被災3県(岩手、宮城、福島)のPV比率は、PCで震災前の最大64%まで落ち込んだが、翌月には約95%まで回復。7月に震災前の比率に戻った。

 2011年3月のデバイス別PVの伸び率は、スマートフォン、フィーチャフォン、PCの順で大きく、「電波が入ればいつでもどこでもPCに近い形で情報を入手できるスマートフォンが、災害時にいかに力を発揮するかを裏付けるデータと言える」としている。

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