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準天頂衛星「みちびき」で測位をより正確に ポータブルナビ「ゴリラ」新製品

» 2013年05月20日 17時26分 公開
[ITmedia]
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 パナソニックは5月20日、SSDポータブルカーナビゲーションシステム「ゴリラ」の新製品として、準天頂衛星「みちびき」の電波を測位に活用する「CN-GP530D」を6月12日に発売すると発表した。オープン価格。

 GPSの補助としてみちびきの電波を利用するほか、ジャイロセンサーと加速度センサーを利用した「Gジャイロ」も活用。GPS信号を受信しにくい山間部やビル街でも現在地がより正確に測位できるという。

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 みちびきは実用化に向けた実証実験中のため、衛星からの電波を受信できる時間は1日のうち約8時間程度に限られ、早朝や深夜にしか受信できない場合があるという。また、衛星側の都合で精度が落ちたり、電波を利用できなくなることがあるとしている。

 端末は16GバイトのSSDを内蔵し、HDDナビと同等の地図や住所のデータベースを収録した。ディスプレイは5インチ(800×480ピクセル表示)。サイズは128(幅)× 86(高さ)×17.9(厚さ)ミリ、重さは約205グラム。

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