JR東日本は、豪華列車でぜいたくな旅を楽しめるクルーズトレインを2016年春以降の運行を目指し新造する。1両当たり2〜3部屋の客室を設け、東日本中心に日本列島をめぐる豪華列車の旅を提供する。
クルーズトレインは、手厚いサービスが付いた豪華な列車で観光地などをめぐるもので、欧州のオリエント急行などが有名。日本ではJR九州が「ななつ星in九州」の運行を今年10月に開始する予定で、料金は3泊4日で1人当たり最高55万円と高めだが、応募が殺到した。
JR東日本のクルーズトレインは10両の専用編成とし、ダイニングやラウンジなどのパブリックスペースのほか、プライベートスペースは1両当たり2〜3室の客室とし、2クラスのスイートルームを用意する予定だ。
車両には、非電化区域でもエンジン発電機で自力走行する「EDC方式」や、フルアクティブ動揺防止制御などの導入で優れた乗り心地や高い静粛性を実現するという。車両デザインは工業デザイナーの奥山清行氏がプロデュースする。
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