7月3日、Googleトップページロゴが虫に変身した。フランツ・カフカが130年前のこの日に生まれたの記念している。
カフカはチェコ出身の小説家。「ある朝グレゴール・ザムザが不安な夢から覚めると、ベッドの中で自分が大きな毒虫に変わってしまったことに気づいた」という書き出しで始まる「変身」や、長編「審判」「城」などで知られる。
生前は「変身」など少数の作品が公表されたのみで、1924年に40歳で死去した。その後友人が遺稿を発表し、後の実存主義の文脈などから大きく評価されることになった。
カフカとともに20世紀文学を代表するといわれる作家のプルーストは「天才が評価されることは難しい、というのも天才は時代を先取りするものであって、天才の仕事が同時代人に理解されることはないからだ」というようなことを述べている。
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