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東京エレクトロンとApplied Materialsが経営統合

» 2013年09月24日 19時25分 公開
[ITmedia]

 半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンと米Applied Materialsは9月24日、経営統合することで基本合意したと発表した。新設する持ち株会社の傘下に両社が入る形とする。両社の技術やノウハウ、人材を融合し、「デバイス性能や歩留まり、コスト改善を実現する革新的ソリューションを提供する」としている。

 持ち株会社はオランダに設立。「対等の立場」で経営統合するため第三国を選び、制度面のインフラが整備されている同国に決めたとしている。経営統合の予定日は未定。東京エレクトロンは上場廃止(東証1部)となり、持ち株会社が外国企業として新規上場する見通し。

 統合に当たり、東京エレクトロン株1株に対し持ち株会社株3.25株を、Applied Materials1株に対し持ち株会社株1株を交付する。持ち株会社の取締役会長には東哲郎 東京エレクトロン会長兼社長、CEOにはゲイリー・ディッカーソンApplied Materials CEOが就任する予定

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