「Google+はかつてないペースで急成長を遂げている」――米Googleでエンジニアリング担当副社長を務めるヴィック・ガンドトラ氏が来日して10月1日に都内で会見し、Google+の利用動向について説明した。アクティブユーザー数は6月時点で1億9000万を突破し、その後もハイペースで増え続けているという。
「Google+が目指すのは、誰でも美しい写真を投稿できるプラットフォームだ」(ガンドトラ氏)。Google+はさまざまな写真編集機能を提供しており、今では「1週間当たり数千万枚の写真がアップロードされるようになった」という。「日本では写真付き投稿の割合が特に多い。写真の美しさやディテールにこだわるユーザーが多く、Google+の優れた写真投稿機能が支持されているようだ」
Google+での写真投稿を通じて有名になった日本のユーザーもいるという。都内の出版社に勤める山本高裕さんは、2011年にGoogle+に参加。趣味で撮影した写真を投稿していくうちに国内外で“ファン”を増やし、今では国内外で200万近くのフォロワーを抱えるようになったという。「Google+は情報発信とコミュニケーション機能のバランスがちょうどよく、写真家たちのコミュニティーが盛り上がっている」と山本さんは話す。
ガンドトラ氏によると、Google+上ではこうした一般ユーザーの“サクセスストーリー”がいくつも生まれているという。「Google+は友人や家族、セレブとつながるだけでなく、ユーザー自身が有名になることもできるプラットフォームだ」とガンドトラ氏は話している。
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