富士通は、愛犬用健康管理支援クラウドサービス「わんダント」を「CEATEC JAPAN 2013」で展示した。愛犬の健康状態をクラウドに蓄積するもので、留守中の様子をチェックすることにも役立つという。
16グラムの小型機器を愛犬の首輪に付けると、歩数や周辺温度、ストレスや体調を示すとされる「体をぶるぶる震わせる動作」の回数を取得。測定データは、付属のFeliCaリーダーやおサイフケータイ機能のあるスマートフォンなどから送信してクラウドに保存し、わんダントサイトのマイページで、表やグラフで継続的に記録・閲覧できる。日記やアルバムなど日々の成長を残す機能もある。今後は、ペット病院の電子カルテシステムとの連動などを検討しているという。
首輪に装着する機器の市場販売価格は9800円。昨年11月に発売し、プロモーションはほとんど行っていないが、ネットの口コミなどで販売数を伸ばしているという。運動不足や熱中症などの予防・対策のほか、働く女性をはじめとした留守がちな飼い主が、自分のいない間のペットの様子を知るために活用していることも多いそう。「私も使っていますが『この時間はよく動いてる』『毎日これくらい寝ているみたい』と見えない部分を数字で確認できるのは楽しいです」(説明員)
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