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「iPhone 5c」パケ詰まり率はドコモがワースト――MMD研究所調査

» 2013年10月15日 14時36分 公開
[ITmedia]

 調査会社のMMD研究所が9月末に行ったiPhone 5cの“パケ詰まり”調査で、NTTドコモ回線が最もパケ詰まりしやすいという結果が出た。最もパケ詰まりしないのはソフトバンクモバイルで、同社とKDDI(au)は6月の調査よりパケ詰まり率が改善していた。

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 9月24〜27日、9月30日の平日5日間にわたり、JR山手線で乗車人数の多い上位6駅(新宿・池袋・渋谷・東京・品川・新橋)のホーム・改札付近の12スポットで、通勤・帰宅ラッシュ時に、Yahoo!JAPANのトップページが完全に開くまでの表示時間を計測。30秒以上かかった/表示できなかった場合をパケ詰まりとしてカウントした。

 最もパケ詰まりが少なかったのはソフトバンクで、1200回調査中12回(1.0%)。次いでauが少なく、1200回中28回(2.3%)だった。最も多かったドコモは、1200回調査中161回(13.4%)だった。

 6月にiPhone 5(au、ソフトバンク)とXperia Z(ドコモ)で行った調査と比較すると、auのパケ詰まり率は18.1ポイント改善。ソフトバンクは1.3ポイント改善している一方、ドコモは8.5ポイント悪化した。

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 Yahoo!JAPANのトップページが表示されるまでの平均時間は、最も速かったソフトバンクで5.11秒。次いでauが6.28秒、最も遅いドコモは10.61秒だった。朝(午前7時〜9時)と夕方(午後5〜7時)で比べると、3キャリアとも夕方のほうが時間がかかった。


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