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地方の「うまいもん」をユーザーと開発 「うまいもんプロデューサー」正式スタート

» 2013年10月15日 18時16分 公開
[ITmedia]
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 ニフティと電通は10月15日、地方の食材を生かした新商品を、現地企業とネットユーザーが共同で開発するサイト「うまいもんプロデューサー」を正式スタートした。第1弾は秋田銀行が協力し、秋田県の「うまいもん」を開発する。

 4月から実証実験していたサービスを全国版として正式公開した。「うまいもん」を作りたい地方の中小事業者が、サイト上で食材や料理などの商品企画を「プロジェクト」として紹介、ユーザーは気になるプロジェクトに「プロデューサー」として参加する。

 事業者はプロデューサーの意見を聞きながら商品を製作。プロデューサーは、商品開発や商品名、包装、販売方法などについて意見を寄せたり、試作品や完成品をいち早く入手するチャンスが得られる。

 ニフティが「@niftyスイーツ部」や「酒コミュ」などで培ってきたユーザー参加型商品開発のノウハウと、電通が持つ地域ネットワーク力やマーケティング技術、全国の地方銀行との連携推進力を組み合わせて開発した。両社は開発商品の販路開拓も積極的に進め、開発から販売促進まで支援。地方銀行は同サービスを事業者へ紹介するなどして協力する。

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