電通は12月4日、声に合わせて動くディスプレイ上のキャラクターと、直接喋っているように通話を楽しめる技術「ワンダーポート」のプロトタイプをSTARRYWORKSとフェイスクリエイツと共同開発したと発表した。
通話を発信すると受け手側のディスプレイ上にキャラクターが登場。話し手の声に合わせて口元が動き、音声もリアルタイムに変換され、まるでキャラクターと喋っているように通話を楽しめる。
企業のキャラクターや著名人などの活用を想定。(1)通話サービス事業者のアプリに組み込みユーザー間で利用、(2)イベントなどで大画面にキャラクターを投影し来場者とコミュニケーション、(3)ECショップの問い合わせやコールセンターなどにキャラクターを挟み顧客とのやりとりを円滑化、(4)ぬいぐるみなどに搭載し直接おしゃべりできる商品に――といったケースを提案している。
公開されたイメージ動画では、「パパ」扮する「サンタさん」がほしいクリスマスプレゼントを子どもに直接聞き出すシーンがおさめられている。
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