LINEが運営するスマートフォン向けアバターサービス「LINE PLAY」(iOS/Android)がサービス開始から1周年を迎えた。1300万人を突破したユーザーのうち、半数以上が日本国外。「ここまで伸びるとは誰も予測していなかった」と振り返りながら、「実名ではなく、興味関心でつながるハンドルネームのコミュニティー」としてさらなる成長を目指す。
LINE PLAYは、アバターやルームをカスタマイズしたり、チャットやゲーム、ダイアリーを通した交流を楽しめるスマートフォン向けサービス。サービス公開から1年が経ち、ユーザー数は1300万人まで成長。現在は日本語版と英語版のみだが、ユーザーは世界210カ国・地域に広がり、特に人気が高いのはタイ、台湾、アメリカ、インドネシア。海外ユーザー数は680万人と過半数を占め「世界最大級のアバターコミュニティー」となっている。
毎週200点以上が追加されるファッションアイテムでアバターをデコレーションしたり、マイルームの壁紙や家具をカスタマイズして好みの空間を作れる。「10代」「小学生」などの世代別や、テレビ番組・スポーツ中継の実況、好きなアーティストなどのテーマが設定された「ラウンジチャット」や同時にプレイしているユーザーと協力しあうゲーム「つりとも」で、アバターを通した交流を楽しめる。
2月に追加したダイアリー機能も人気だ。日々の出来事はもちろん、アバターの着せ替え写真などを投稿でき、「コーディネートかわいいですね」「チャットでお話したので遊びに来ました」「お部屋のコーディネートが好みです」など見知らぬユーザー同士のコメントでの交流も活発だという。
未成年ユーザーも多いため、トラブルや犯罪の発生予防にも力を入れる。「ラウンジチャット」では24時間365日体制でログをチェックし、LINE IDの交換を含む不適切行為を厳しく監視。部屋ごとに5〜10人程度の参加人数上限があること、テーマ設定があること、入室時以前のログにはさかのぼれず、その場その場の短いコミュニケーションが続くことなどから目立った問題が生じることは「ほとんどない」そうだ。
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