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» 2014年02月21日 15時29分 UPDATE

イスラエル発・ビデオメッセージアプリ「Glide」 短い動画を重ねて表情と声のある“おしゃべり”

短いビデオを送り合うことで対面してるかのようにチャットを楽しめるビデオメッセンジャーアプリ「Glide」が本格的に日本展開を始める。

[山崎春奈,ITmedia]

 イスラエル発のビデオメッセンジャーアプリ「Glide」が本格的に日本展開を開始する。短いビデオをチャットのように重ねて、まるで対面しているかのようなコミュニケーションを楽しめるのが特徴だ。既に米国を中心に数百万ユーザーを抱えており、今年はグローバル展開を一層強化する。

photo 数秒の動画をほぼリアルタイムにメンバー間で共有できる

 相手の表情を見ながら会話できるビデオ通話と、各自の都合に合わせて読んで返信できるテキストメッセージのよさを組み合わせたビデオメッセンジャーアプリ。短い動画を重ねることでやりとりし、お互いリアルタイムに重ねていくことも、あとから見返すこともできる。昨年3月にリリースし、米国を中心に数百万ユーザーを獲得している。

 テキストの代わりにショート・ビデオを送り合う――発想はシンプルだが、それを可能にしているのは高い技術力。撮影した動画をクラウドサーバーに送信し、ほぼタイムラグなく相手の端末に配信する。テキストチャットのように、動画の撮影中、視聴中、テキスト入力中などの状況がリアルタイムに表示される。

photo 横にスクロールして過去の「会話」をさかのぼれる

 アリ・ロイスマンCEOが留学中、イスラエルに住む母と連絡をとる際に、お互いの都合や時差もある中で同じ時間にPCの前でツールを起動する不便さを感じたことが開発のきっかけの1つという。「顔を見て声を聞いて、時差があっても本当の意味でのリアルなおしゃべり(チャット)を楽しめる」ことを目指した。

 ユーザーの多くは10代の女性で、SMSの代わりとして1日に何十回も送り合うユーザーも多い。最大500人までのグループを作ることができ、日夜活発に投稿されるコミュニティー化したグループもあるという。SNSへのシェア機能も多く使われており、新たなメッセージツールとして口コミで人気が広がっている。

 チームやプロジェクト単位のコミュニケーションに使用するビジネスツールとしての普及も狙う。写真にテキストを添えてメールする代わりに資料を映しながら音声で説明したり、出張先など時差がある中でのやりとりに便利とうたう。ある程度まとまった量を1度に伝達できるよう、動画の録画・送信量は最大90秒までだ。

photo アリ・ロイスマンCEO

 ロイスマンCEOは「テキスト、写真を送り合うことがすでに当たり前になり、次は動画の時代。ウェアラブルデバイスの普及など、動画でのコミュニケーションのニーズはますます高まっていくはず。僕たちが運んでいるのは表情と声のある『会話』それ自体。SMS、FaceTimeに続く次のスタンダードを作る気持ち」と意気込む。

 グローバル展開を強化する中で、LINEなどスタンプを使った表現力の高いコミュニケーションへの意識が強いこと、高速ネットワークが整備されていることなどから特に日本市場には注目しているという。今後、日本人ユーザーのニーズをつかんだ商品開発や企業との連携など具体的な展開を模索していきたいとしている。

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