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ティアック、ドライブ事業から撤退へ

» 2014年03月19日 18時53分 公開
[ITmedia]

 ティアックは3月19日、光学ドライブなど製造販売するストレージデバイス事業の譲渡に向けた交渉を始めたと発表した。昨年にはPC向けOEM販売から撤退しており、事業の選択と集中を図るためとしている。

photo ティアックのSCSI対応CD-Rドライブ「CD-R55S」

 テストメディアの開発販売などを手がけるアルメディオ(東証2部)と交渉を始め、5月をめどに譲渡期日を決める予定。

 ティアックの同事業では光学ドライブやフロッピーディスクドライブなどを開発・販売してきたが、低価格化が進んだPC向けOEMからは昨年3月に撤退。現在は産業用途向けに絞っている。

 ティアックは昨年、ギターなどで知られる米Gibsonが子会社化。Gibsonは「TASCAM」ブランドのプロ用オーディオ機器などとの相乗効果を図る考え。

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