米Appleは4月1日(現地時間)、オフィススイート「iWork」のiCloud版(β)、Mac版、iOS版をそれぞれアップデートした。
iWorkは、米MicrosoftのOfficeと競合するオフィススイート。ワードプロセッサの「Pages」、スプレッドシートの「Numbers」、プレゼンテーションの「Keynote」で構成される。iCloud版は、WindowsでもWebブラウザ経由で利用できる。
全エディションに、ドキュメントの共有方法として「表示のみ」(閲覧は許可しても編集はできなくする)設定が追加された。
iCloud版は、エディタのデザインが一新され、iCloudメールからドキュメントを開けるようになり、Retinaディスプレイをサポートした。「Pages」には新しいテンプレート、テキスト折り返しの改善、書き出したグラフの編集機能が追加された。「Numbers」はポップアップメニューのサポートが強化された。「Keynote」も書きだしたグラフの編集が可能になった。
Mac版はバージョン5.2に、iOS版はバージョン2.2になり、それぞれ細かな新機能や改善が追加された。
Microsoftは3月27日に、「Office for iPad」とiPhone向けの「Office Mobile」をリリースした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR