コンピュータソフトウェア著作権教会(ACCS)によると、警視庁と埼玉県警の合同捜査本部は4月23日、コンピュータソフトの海賊版を業務に使用していたとして、著作権法違反(複製権侵害・海賊版業務使用)の疑いでサーバ運営会社の経営者で中国籍の男(34)を逮捕した。
男らは今年2月に不正アクセス禁止法違反で逮捕・起訴されており、捜査の過程で海賊版を使用していた事実が発覚したという。
調べでは、男は2012年11月24日ごろ、Windows Server 2003(中国語版)を、自社のサーバに無断で複製し、同年11月30日ごろから同年12月29日ごろまで、無断複製されたものであることを知りながら業務で使用していた疑いがもたれている。
合同捜査本部によると、男は海賊版から不正に複製した約1750台相当の仮想サーバを業務に使用していたという。男が運営するサーバは主に国外からのアクセスポイントとして提供されており、不正アクセスや不正送金などの犯罪行為にも悪用されていたという。
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