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「人喰いの大鷲トリコ」開発終了説をSCE幹部が一蹴

» 2014年06月09日 18時05分 公開
[ITmedia]

 ファン待望のゲームソフト「人喰いの大鷲トリコ」の開発がついに終了──こんな報道が海外ゲームメディアで先週末に流れたが、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)幹部が一蹴。報道したゲーム情報サイトIGNが不正確な情報を流したとして謝罪している。

photo 発売日未定のまま5年たった公式サイト

 「人喰いの大鷲トリコ」(英題:The Last Guardian)は、「ICO」「ワンダと巨像」を手がけた上田文人氏の作品としてSCEが2009年に発表され、プレイステーション 3(PS3)向けに発売される予定──だが、具体的な発売日が確定しないまま。昨年にも「開発は中断している」というSCEアメリカ法人幹部が語ったというコメントに対し、SCE幹部が「開発は進行中」と訂正する騒ぎがあった。

 IGNはロシアのIGN Russiaからの情報として、“ソニーの内部ミーティングで、同作品が最終的に開発中止となった”ことが明らかにされた、と報じた

 これに対し、PlayStationのソフト開発部門トップであるスコット・ロード氏がTwitterで「夕食後にこのうわさを聞いて笑ったよ。人喰いの大鷲トリコの開発が中止になったことはない」と否定。IGNは編集長名で、不正確な情報に基づく報道だったことを謝罪している

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