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» 2014年06月10日 10時26分 UPDATE

コンテナ型仮想化ソフト「Docker」の正式版リリース 企業向け有料サポートも

米Dockerがオープンソースのコンテナ型仮想化ソフトのDockerの正式版としてバージョン1.0をリリースし、既に1万4000本以上開発されている“Dockerized”アプリを共有するための「Docker Hub」を立ち上げた。

[佐藤由紀子,ITmedia]
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 米Dockerは6月9日(現地時間)、サンフランシスコで開催の開発者会議DockerCon 2014において、コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker」のバージョン1.0のリリースを発表した。初のエンタープライズ品質のソフトウェアで、有料の企業向けサポートも提供する。

 Dockerは、アプリを構築、リリース、運営するためのオープンソースのコンテナ型仮想化ソフト。コンテナ型仮想化はハイパーバイザー型の仮想化と異なり、OS上にコンテナ管理ソフト(Dockerの場合はDocker Engine」を置くことでその上にミドルウェアとアプリの「コンテナ」を構築できる。これにより、アプリを従来より簡単に様々なOSで稼働させることができるのが特徴だ。

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 Dockerのサービスは、「Docker Engine」というランタイムとパッケージングツールと、同日発表された「Dockder Hub」というクラウドベースの“Dockerized”アプリの共有サービスで構成される。DockerはAmazon.comのAWS、Red Hat、Dell、Google、Canonical、IBM、OpenStack、Rackspaceなどが採用しており、Dockerrizedアプリは既に1万4000本以上公開されている。

 バージョン1.0にはドキュメンテーションとトレーニング素材が付属し、エンタープライズ向けサポートプログラムが用意されている。

 また、Red Hat、Debian、Ubuntu、Fedora、Gentoo、Suse、Archを含む主要なLinuxディストリビューションで稼働し、「boot2docker」ツールにより、米AppleのOS Xや米MicrosoftのWindowsといった非LinuxのOSもサポートする。

 Dockerのアカウントを持っているユーザーは、専用ページからDocker Hubにログインできる。

 docker 2 Docker Hub

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