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» 2014年06月16日 12時28分 UPDATE

「ティム・クックCEOはデザインの重要性を理解している」とジョナサン・アイブ氏

New York Timesの「Time Cook, Making Apple His Own」という記事で、Appleのデザイン責任者、ジョナサン・アイブ氏はAppleのデザインプロセスはiPhone開発のころと変わっておらず、クックCEOとは週に3回は会っていると語った。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 「ティム・クックCEOとは週に3回は会っており、(Appleの製品の)デザインプロセスはこれまでと変わっていない」──米Appleのデザイン担当上級副社長、ジョナサン・アイブ氏は米New York Timesのインタビューでこう語った。

 これは、New York Timesが6月15日(現地時間)にオンライン版で公開した「Time Cook, Making Apple His Own」という記事でのものだ。この記事では、2011年に同社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏からCEO職を引き継いだクック氏について、多数の関係者への取材に基いてまとめたもの。クック氏自身への直接のインタビューはないが、アイブ氏の他、Appleの一般従業員や同社取締役のロバート・アイガー氏、ジョブズ氏と親しかったU2のボノなどが現在のAppleとクックCEOについて語っている。

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 この中でアイブ氏は、ジョブズ氏はデザインに熱狂的に取り組んでいたが、クック氏は冷静に、時間をかけて注意深く考察するタイプだという。アイブ氏はこれは「クック氏がデザインの重要性を理解している証拠だ」と語った。「正直に言って、(ジョブズ氏の生前と)何も変わっていないと思う。iPhoneを開発していたころと同じように感じている」とも。

 ある匿名希望の従業員によると、クック氏はジョブズ氏ほど製品開発に深くかかわらず、年内に発表されるといううわさの「iWatch」と呼ばれるウェアラブル製品に関しても、アイブ氏をはじめとする幹部に任せているという。

 この記事はまた、クック氏が仏Yves Saint Laurentのポール・ドヌーブ氏や英Burberryのアンジェラ・アーレンツ氏を引き抜き米Beats Electronicsを買収したことに触れ、クック氏は1人でジョブズ氏の代わりを務められるとは思っておらず、多数の才能を集めようとしているというボノの言葉を紹介している。

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