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「ディックに誓って、ガチです。」 SFマガジンが「PKD総選挙」 推しメン(作品)への投票呼び掛けねっと部

» 2014年07月02日 20時09分 公開
[ITmedia]

 「ディックに誓って、ガチです。」──「SFマガジン」(早川書房)編集部は、SF作家フィリップ・K・ディック関連作品を対象とした「PKD総選挙」の投票を受け付けている。「SF者ならAKBよりPKD」と、メールかTwitterで「推しメン」(作品)への投票を呼び掛けている。

photo PKD総選挙の告知

 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」などディック本人の作品全てに加え、「ブレードランナー」といった原作映画など「ディックがこの世に送り出した作品、すべて」が対象だ。

 投票はポイント制。1人の手持ちポイントを10ポイントとし、対象の作品に振り分けて投票する。例えば「アンドロイド〜」に4ポイント、短編集「アジャストメント」に3ポイント、「パーキー・パットの日々」に2ポイント、「トータル・リコール」(映画、90年版)に1ポイント──といった具合だ。「流れよわが涙、と警官は言った」に10ポイント全部など、振り分けは投票者次第だ(小数点以下の振り分けはNG)。

 投票は専用メールアドレス「pkdsousenkyo@gmail.com」宛てか、Twitterでハッシュタグ「#PKD総選挙」を付けてツイート。ペンネームでの応募もOKだ。複数アカウントは禁止とし、合計10ポイントを越えたものは無効。また「メディア違いの同名の作品がある場合は末尾にメディア名を記してください」とのことで、特に映画「トータル・リコール」は「『1990年版』『2012年版』など、分かるよう明記してください」。

 締め切りは7月25日いっぱい。「絶対的センター『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が君臨するか? チームM(movie)の総監督「ブレードランナー」か?」という結果はSFマガジン10月号(8月25日発売号)で発表する。

ねっと部

ハードでソフトなITニュースの合間にネット上の面白いモノ・コトをお伝えする部活動。正式には「ITmedia学園ニュース科インターネット部」、略して「ねっと部」(たぶん)。部長はめがね(予定)。


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