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スマホで操縦できる超小型ドローン&高速2輪走行ロボ「Rolling Spider」「Jumping Sumo」 日本発売

» 2014年07月11日 19時24分 公開
[ITmedia]

 フランスParrotは、スマートフォンで操作できる超小型ドローン(無人機)「Rolling Spider」と高速2輪走行ロボット「Jumping Sumo」を、8月に日本で発売すると発表した。

 Rolling Spiderが1万2800円(税込)、「Jumping Sumo」が1万9800円(同)。7月中に予約受け付けを開始する。Amazon.co.jpやアップルストア、家電量販店などで購入できる。

画像 「Rolling Spider」(左)と「Jumping Sumo」

高速飛行・宙返り・壁上りも可能な「Rolling Spider」

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 Rolling Spiderは重さ55グラムと超軽量なドローン。ポリアミド構造で耐久性を高め、屋内・屋外を問わず、安定した高速飛行や高速な宙返りが可能という。取り外し可能なホイール(10グラム)を付ければ、床から天井まで走らせることもできる。リチウムポリマー充電池で駆動し、稼働時間は8分。

 3軸加速度計と3軸ジャイロスコープを搭載し、位置を補正しながら飛行。垂直カメラが地面の画像を1つ前のものと16ミリ秒ごとに比較し、速度を決める。4メートルまでの高度は超音波で分析し、4メートルを超えると圧力センサーで高度を制御する。

 機体の下には60fpsで撮影できる「垂直カメラ」を搭載。スナップショットを内蔵メモリに記録したり、micro USBポート経由でPCに転送することも可能だ。

 操作はスマートフォンアプリ「FreeFlight 3」(iOS、Android対応、Windows 8.1/Windows Phone 8.1は10月から提供)から行う。離陸ボタンを押すとモーターが起動して離陸し、安定動作を保ちながら指示待ち状態に。端末を左右に傾けると機体も同じ動きをし、右側をスワイプすると90度回転、「着陸」ボタンを押せば、自動で着陸する。

 赤・青・白の3色展開。正面から見ると、2つのライトが目のように輝いている。その下には「口」を貼り付けられるようになっており、12種類の口を付け替えて、「その日の気分を演出できる」としている。

画像 付属の口

ジグザグ走行や突進、高速回転できる「Jumping Sumo」


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画像 タイヤを格納したところ

 Jumping Sumoは、2メートル/秒の高速で走行する2輪車型ロボット。ジグザグ走行や突進、180度の高速回転、最大80センチの高さのジャンプも可能だ。

 タイヤは格納式になっており、広げれば高速で安定走行でき、格納すれば敏しょう性が増して狭いエリアをすり抜けられる。バッテリー駆動時間は20分。

 操作はFreeFlight 3で行う。機体に広角カメラを搭載いており、スマートフォン端末から同機に乗ったような視点の映像を楽しめる。micro USB対応のメモリを事前に挿入しておけば、写真や動画を撮影・保存できる。

 2つのライトが目のように輝いており、走行準備OKなら緑に、問題が発生した際は“イライラ”しているかのように赤に変わなど「感情を表現する他に類を見ないロボット」とも。頭をなでて体を軽くたたけば、「あなたへの愛情を示す反応をする」という。

 色は黒&赤、白&黒、カーキ&黄の3タイプ。3種類のステッカーが付属する。

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