LINEは8月1日、静岡大学と共同研究・開発した「小中学生向け情報モラル教材」の無料配布を始めた。ワークショップ形式で、インターネットの正しい利用やコミュニケーション方法に関して学べるパッケージだ。
インターネットやスマートフォンの利用が広がる中、正しい知識を持たない若年層のトラブルが増えている背景を踏まえて作成されたもの。インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法を“自ら考える”ことを目的とし、全国の小中学校で実施できるパッケージ教材として配布する。
「あなたがクラスメイトから連絡があると『遅いな』と思うのは何時から?」「あなたがクラスの友達に言われて『嫌だな』と感じるのはどれ?」などの議題に対し、5枚セットのカードを使いながらディスカッションするなど、イラスト豊富な教材で考えながら学べる内容になっている。指導者用のガイドブックも同梱する。
教材の申し込みは特設ページから。同社社員による子ども向け/教員・保護者向けの講義も行っている。
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