韓国LG Displayは10月30日、ベゼル(フレーム)幅0.7ミリの5.3インチ高精細液晶パネルを開発したと発表した。同社によると、0.7ミリは世界最狭という。
11月に量産を開始し、まずは中国市場向けスマートフォン(メーカーは不明)で採用される見込み。
シャープが「AQUOS CRYSTAL」などで採用しているの三辺狭額縁のEDGESTスタイルなど、スマートフォンの大型化に伴って持ち安さを保ちながら画面表示を最大にするためのフレームレス化が進んでいる。
0.7ミリというベゼル幅を実現するために、パネルの回路板とバックライトを従来のプラスティックのガイドパネルではなく接着剤を使う「Neo Edge」と、タッチパネルを液晶に組み込む「Advanced In-Cell Touch(AIT)」という2つの独自技術を使ったという。これにより、ベゼル幅が狭くなっただけでなく、ディスプレイを薄くでき、防水性が高まり、タッチ性能が上がり、製造コストを下げられるとしている。
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