楽天は12月8日、サッカーJリーグ1部(J1)の「ヴィッセル神戸」の経営権を取得すると発表した。運営会社の全株式を保有するクリムゾングループから、年内をめどに全株式を譲り受ける。取得額は明らかにしていない。
クリムゾングループは楽天の三木谷浩史社長の資産管理会社で、三木谷氏が代表を務めている。楽天は2004年から主要企業スポンサーとしてヴィッセル神戸を支援しており、ユニフォームにも楽天のロゴマークがあしらわれている。
買収により楽天グループとのシナジーを強化し、効率的なマーケティング展開などによって運営基盤を強化するほか、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」で蓄積してきたプロスポーツ事業を含む経営ノウハウを生かしてヴィッセル神戸の強化・成長を図るとしている。
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