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人気アニメ画像をステッカーにして露天販売 逮捕の男「秋葉原なら大丈夫だと思った」

» 2015年01月08日 18時29分 公開
[ITmedia]

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、警視庁は1月8日までに、人気アニメやゲームの画像を無断でステッカーにして販売したとして、著作権法違反(海賊版の頒布目的所持)の疑いで東京都墨田区のアルバイトの男(45)を逮捕・送検した。

 調べでは、男は昨年10月25日、「とある科学の超電磁砲」(KADOKAWA)などのキャラクター画像が無断複製されたカード用ステッカーシール53枚と、「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム画面が無断複製されたカード用ステッカーシール2枚を、東京・秋葉原電気街の駐車場で「ICカードステッカー販売所」として露店販売する目的で所持していた疑い。

 男は「秋葉原であればこうしたシールを販売しても大丈夫だと思った」などと容疑を認めているという。

 男は「ソードアート・オンライン」「氷菓」など人気アニメの画像を使い、SuicaなどICカードに貼るステッカーを1枚500円程度で販売していた。約3年前から販売し、約200万円ほどの売り上げがあったとみられている。

 著作権者から情報提供を受けたACCSが警視庁に連絡していた。家宅捜索ではステッカー約1000枚などが押収されたという。

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