ベネッセホールディングスは、情報セキュリティ企業のラックとの合弁で、顧客情報などベネッセグループの重要なデータを運用する新会社「ベネッセインフォシェル」を1月15日付けで設立したと発表した。「世界有数のセキュリティレベルと運用効率を実現する合弁会社」にするとしている。
資本金は1000万円(3億円に増資予定)で、ベネッセが70%、ラックが30%出資。4月1日にサービスを開始する。
新会社では、明確なセキュリティレベル定義と先端IT技術に基づき、物理的にも論理的にも安全が保障された環境下で、顧客情報を含むベネッセグループの事業上重要なデータを適切に活用できる情報システムの運用・保守を実現するとしている。
顧客情報約2895万件が流出した事件を受け、再発防止策として顧客データの保守・運用を行う専門会社の設立を発表していた。
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