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「はやぶさ」の技術をエアコンに ダイキンが検証スタート

» 2015年01月27日 15時37分 公開
[ITmedia]

 ダイキン工業は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公開している、小惑星探査機「はやぶさ」発の技術を応用した電力ピークカット制御の技術を、ルームエアコンに適用する技術検証を開始すると発表した。

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 宇宙空間で限られた電力を有効利用するために開発された技術を基に、各機器が独立して並列にピーク電力を下げる制御法を、家電機器の消費電力ピークカット制御に応用。家庭内の照明、冷蔵庫やエアコンなどの機器に優先順位をつけ、同時に消費電力を制御できる。

 リモコンなどで一般的に使われている赤外線通信の技術を利用し、電力消費を抑えるための制御信号を一斉送信するシンプルなシステムで、大掛かりな追加投資なしに短期間で省エネ効果を出すことができ、通信インフラに課題がある新興国でも活用できるとしている。

 同技術を搭載したルームエアコンのテストモデルを「新電力EXPO」(2015年1月28日〜30日に東京ビッグサイト)で展示し、デモンストレーションを行う。

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