NTTコミュニケーションズは3月3日、ドイツ最大のデータセンター事業者e-shelter(本社・ルクセンブルク)を買収することで基本合意したと発表した。買収額は1000億円。買収により欧州でサーバルーム面積を5倍弱に拡大し、グローバルなクラウドデータセンターサービスへの対応力を強化する。
e-shelter株式の86.7%を取得することで合意した。同社はドイツを中心に欧州でサーバルーム合計約7万2500平方メートルのデータセンターを運営している。
NTTコミュニケーションズは2012年に買収した英Gyron Internetを通じて欧州でデータセンターを展開しており、e-shelterの買収で、欧州サーバルーム面積は4都市約1万9500平方メートルから9都市約9万2000平方メートルへと拡大する。
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