米Amazon.comは4月23日(現地時間)、第1四半期(1〜3月)の決算発表で、Amazon Web Services(AWS)の9年前の立ち上げ以来初めて、単体の売上高と純利益を開示した。
同四半期のAWSの売上高は前年同期比49%増の15億7000万ドルで、純利益は8%増の2億6500万ドルだった。
ジェフ・ベゾスCEOは発表文で、「AWSは50億ドル規模の事業であり、急成長中だ」と語った。
米Microsoftは同日の決算発表で、同社のAzureやOffice 365などを含むクラウド事業の規模を63億ドルとしている。
Amazonの同四半期の売上高は15%増の227億1700万ドル、純損失は5700万ドル(1株当たり12セント)と、黒字だった前期からまた赤字に転落した。
売上高はアナリスト予測(224億ドル)をやや上回り、1株当たり純損失は予測通りだった。
第2四半期(4〜6月期)の見通しは、売上高を前年同期比7〜18%増の206億〜228億ドル、営業利益(損益)をマイナス5億〜プラス5000万ドルと予測した。
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