シャープが財務改善のため、99%以上の大幅な減資を行うと伝えた5月9日付けの日本経済新聞朝刊などの報道について、同社は11日、「さまざまな検討を進めているが、決定した事実はない」とコメントした。
同紙は、シャープが財務改善のため、主力2行への優先株発行などで資本を拡充する一方、1200億円以上ある資本金を1億円に減らし、累積損失を一掃する――などと伝えた。
シャープは報道について、「当社が発表したものではない」とコメント。「資本政策については、優先株式の発行や減資を含めたさまざまな検討を進めているが、決定した事実はない」としている。また、資本政策を含む新中期経営計画を14日午後3時に発表するという。
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