米Universal Picturesは5月17日(現地時間)、米Appleの故スティーブ・ジョブズ氏の伝記を原作とする映画「Steve Jobs」を10月9日に封切ると発表し、最初のトレーラーを公開した。
この映画は当初、米Sony Pictures Entertainmentが2011年に原作の版権を取得して映画化を進めていたが、ジョブズ氏役が二転三転するなど難航し、昨年11月にSony Picturesが映画化から撤退したと報じられていた。
脚本と監督は当初から変わらず、アーロン・ソーキン氏とダニエル・ボイル氏。ジョブズ役は「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のマグニートー役や「イングロリアス・バスターズ」のアーチー・ヒコック中尉役で知られるマイケル・ファスベンダーになった。スティーブ・ウォズニアック役はセス・ローゲン、ジョン・スカリー役はジェフ・ダニエルズ。長くAppleに勤め、NeXTでもジョブズ氏をサポートしたジョアンナ・ホフマンをケイト・ウィンスレットが演じる。
トレーラーは約1分で、ジョブズ氏が1998年のiMac発表イベントのステージに立つシーンだ。
ちなみに、実際のジョブズ氏のiMac発表イベントでは、同氏はまだトレードマークである黒いハイネックを着用していない。
もう1つのジョブズ氏の映画(独立系のFive Star Feature Filmsが1200万ドルという低予算で製作)、アシュトン・カッチャー主演の「スティーブ・ジョブズ(原題は「Jobs」)」は2013年8月に封切られ、公開最初の週末興行収入は約670万ドルだった。
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