米Facebook傘下のInstagramは6月23日(現地時間)、写真共有サービス「Instagram」のiOSおよびAndroidアプリにリアルタイムのコンテンツやキューレーションされたコンテンツを閲覧できる「Explore」ページを追加し、検索機能を強化したと発表した。Exploreと新しい検索機能を利用できるのはまだ米国のみだが、段階的に提供地域を拡大していく計画という。
日本では、今回のアップデートで3つのフィルタが追加され、検索ではユーザー名、名前、ハッシュタグや場所名などの任意のキーで検索できるようになった。
「Explore」は、虫眼鏡アイコンをタップして表示されるページに追加された。検索枠の下に、「TRENDING PLACES」「TRENDING TAGS」「EXPLORE POSTS」が表示される。
最初の2つは、文字通りトレンドを表示するコーナーだ。米Twitterの「トレンド」と同様に、ハッシュタグ(PLACESの場合は場所名のタグ)からリアルタイムの流行を抽出して表示する。
TRENDING PLACESでは、自分の現在地の近隣でリアルタイムで話題になっている場所の投稿が、TRENDING TAGSでは、世界中でリアルタイムで話題になっている(ハッシュタグが多い)投稿がまとまっている。
3つ目のEXPLORE POSTSは、Instagramのチームが人力でキュレーションしたコンテンツ集だ。人気ユーザーや話題の場所、美しい風景などテーマ別にまとめられており、随時更新される。例えば「遺跡」や「すごいアスリート」などのコンテンツが用意されている。
新しい検索機能(日本ではまだ利用できない)では、現在の「ユーザー」と「タグ」に加えて「場所」で検索できるようになり、この3つにわたって検索する「トップ」も備わった。
場所の検索では、検索結果のトップにその場所の地図が表示され、その下に最も人気のある投稿、その下に直近に投稿された投稿が並ぶ。人気のあるスポットであれば、ほぼリアルタイムでその場所の天気が確認できそうだ。
Instagramの現在の月間アクティブユーザー数(MAU)はTwitterとほぼ同じ3億人。現在1日当たり7000万件以上の投稿があるという。
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