米Googleのラリー・ペイジCEOは持株会社Alphabetを発表した公式ブログに小さないたずらを潜ませた。
同氏は8月10日(現地時間)、Alphabetを創設し、Googleをその1事業会社として傘下に持つと公式ブログで発表した。そのブログの7段落目、配送ドローンプロジェクト「Wing」の1文の最後のピリオドにカーソルを合わせると「hooli.xyz」へのリンクが貼ってあるのが分かる。Hooliというのは、米HBOのシリコンバレーが舞台のドラマ「Sillion Valley」に登場する架空の新興企業の名前だ。
リンクをクリックすると、HBOが番組プロモーションのために5月に開設したHooliの公式サイトに飛ぶ。Hooli.xyzには「Hooli.xyzはHooliの実験の場。夢のキッチン。ムーンショットファクトリーです」とある。ペイジ氏は日頃から、Google Xをムーンショットファクトリーだと説明している。
ペイジ氏は発表文で、安定しているGoogleと、Google Xで取り組んでいるような“クレイジーな”プロジェクトを切り離し、自身と共同創業者のサーゲイ・ブリン氏は新規事業の立ち上げにフォーカスすると説明している。
なお、投資家向け公式サイトで公開した同じ発表文にはこのリンクは含まれていない。
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