米Appleが、開発中とうわさの自動運転車のテストコースをシリコンバレーで探している──。英Guardianが8月14日(現地時間)開発状況を示す公文書を入手したとしてそう報じた。
同社が米Googleと競合する自動運転車を「Project Titan」というプロジェクト名で開発しているといううわさは今年2月ごろから浮上しているが、Guardianはこの文書はそれを裏付けるものだとしている。
これは、Appleがカリフォルニア州コントラコスタ郡の交通公社に宛てた、同公社が管理する米軍跡地「GoMentum Station」の自動運転車向けテストコースについて問い合わせたもの。GoMentum Stationには20マイル(約32キロ)以上の舗装道路がある。
GoMentum Stationのサイトをみると自動運転車(Autonomous Vehicle、AV)コーナーがあり、GoMentum Stationでは既にホンダやMercedes-Benzが自動運転車のテストを実施しているとの説明がある。
Guardianが入手した公文書によると、Appleからの問い合わせに対し、GoMentum StationのAV担当者は5月、Appleのテストスケジュールのために調整すると返答している。
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