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フリマアプリ「FRIL」がヤマト運輸と連携 「ネコポス」で配送、届かなかった場合は補償も

» 2015年08月17日 18時51分 公開
[ITmedia]

 フリマアプリ「FRIL」(フリル)を運営するFablicとヤマト運輸は、小さな荷物をポストに投函するヤマトの「ネコポス」による配送サービスを9月上旬に開始する。ネコポスで配送し、商品が届かないなどトラブルが発生した場合に代金などを補償する「フリルあんしん補償」も提供する。

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 FRILで売買が成立すると、出品者のアプリ上にQRコードを発行。出品者はヤマト運輸直営店に商品を持ち込み、店頭端末「ネコピット」でQRコードを読み取れば送り状が印字され、商品を発送できる。料金は全国一律。Fablicが運賃の一部を負担することで、手ごろな料金になっているという。料金表はサービス開始日に発表する。

 発送窓口は順次拡大し、コンビニエンスストアなどでの送り状発行と発送受け付けにも対応していく予定。投函が完了した際にアプリ上にプッシュ通知する機能や、住所などの個人情報を開示する必要なく荷物が送れる匿名配送サービスなども提供する予定だ。

 配送にネコポスを利用し、商品が届かないなどトラブルが発生した場合、Fablicが出品者と購入者に商品代金などを補償する「フリルあんしん補償」も提供する。

 FRILは月間物流総額5億円以上、ダウンロード数は380万を超えているという。

 大手フリマアプリでは、「メルカリ」を運営するメルカリも、「ネコポス」や「宅急便」などを使った配送サービスでヤマト運輸と連携している。

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