フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリとヤマト運輸は3月17日、両社のシステムを連携させたメルカリユーザー向け新サービスを発表した。
送料の一部をメルカリが負担することで、全国一律料金で配送できるほか、メルカリの出品者は送り状の手書き不要で発送でき、送料の支払いもメルカリアプリ上で完結。「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」に対応する。
メルカリ上で購入成立後、出品者にQRコードを発行。出品者がヤマト運輸直営店に商品を持ち込み、QRコードを店頭端末「ネコピット」で読み取ると、送り状を印字する。商品が購入者に届き、出品者と購入者が相互評価を行った後、販売金から販売手数料と送料が差し引かれ、出品者のアカウントに入金される。
メルカリが料金の一部を負担することで通常の「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」の料金よりもほぼすべての場合で安価になるという。全国一律料金で配送することで、出品時の価格も決めやすくなるとしている。料金の詳細はサービス開始時にメルカリから発表する。
今後は、住所など個人情報の開示なく荷物が送れる匿名配送サービスも提供する予定だ。
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