昨夜の「中秋の名月」に続き、今夜はスーパームーンが見られます。2日続けて月を眺めるイベントが続きますね。今夜は月を眺めてみてはいかがですか?
今夜は満月ですが、なんと月が1年で最も地球に近づくため、1番大きく、明るく見えます。これをスーパームーンと呼んでいます。
月が地球にもっとも近づく時刻は午前10時46分、満月になる時刻は午前11時51分。月が地球に最接近する時間と満月になる時間の差はほぼ1時間で、これがピーク時です。
日本ではピークの瞬間は昼間のため見ることは出来ませんが、今夜はほぼ満月です。夕方以降空が暗くなったらスーパームーンを探してみて下さい。東京の日の入りは17時30分、月の出は17時40分です。太陽が沈むとすぐに東から月が現れます。
また、月だけを単体で見ても、その大きさを感じにくいでしょう。日没直後=月が地平線から昇り始める頃は、地上にある物との対比がしやすいため、月を大きく感じることができますので、早々と空を眺めてみて下さい。
スーパームーンが見られそうなところは、晴れる九州北部から東海地方です。関東地方は夜は雲が広がりやすいですが、夜のはじめ頃ならなんとか見られるでしょう。日没直後は可能性は大きいですが、夜遅くなればなるほど確率が低くなります。
九州南部と北陸、東北、北海道は厚い雲に覆われ、にわか雨や雷雨の所があるため、可能性は低いです。ただ、あすは北陸、東北、北海道の天気は回復するので、大きな月が見られる所が多くなるでしょう。
ちなみに、これは大阪で撮影した、27日の夜の「中秋の名月」の写真です。
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