米Facebookが、「Facebookメッセンジャー」で1時間後に消えるメッセージを送る機能をテスト中であると、米BuzzFeedが画像付きで報じ、Facebookもこれを認めた。現在はフランスの一部のユーザーでテスト中という。
メッセンジャーアプリに表示される砂時計アイコンをタップしてからメッセージを入力・送信すると、送信したメッセージは1時間後に消える。消えたメッセージの部分は、メッセンジャー上では空白のフキダシとして残る。
Facebookは今後、フランス以外でもこの機能をローリングアウトしていく計画という。
消えるメッセージは、米ソーシャルアプリ企業Snapchatのサービスの大きな特徴だ。Snapchatは、メッセージが消えてしまうという安心感もあって若者に人気で、1日当たりの動画投稿の視聴回数が80億回に上るという。
Facebookは過去に、開封すると数秒で消えるメッセージングアプリ「Poke」や類似するアプリ「Slingshot」をリリースしている(Pokeは終了しており、Slingshotはまだあるが平均評価は3.5)。メッセンジャーでの消えるメッセージは同社として3度目のSnapchatへの挑戦になる。
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