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2015年12月03日 17時31分 UPDATE

「一太郎2016」発売 タブレット用画面追加、EPUB編集も拡充

ジャストシステムは、日本語ワープロソフト「一太郎2016」を発売。「モバイルビューイング」など、スマホやタブレット向けの機能を追加した。

[片渕陽平,ITmedia]

 ジャストシステムは12月3日、日本語ワープロソフト「一太郎2016」を2月5日に発売すると発表した。スマートフォンからの文書閲覧や、EPUB編集の機能などを充実させた。価格は2万円(税別)。

photo 一太郎2016

 「Windows 10」への対応を念頭に、タブレット向けに指で操作しやすい画面「タブレットビューア」を用意したほか、高解像度のディスプレイを想定し、メニューバーの視認性や操作性を再設計した。

photo タブレットビューア

 作成した文書を、スマホやタブレットから閲覧できる「一太郎モバイルビューイング」も提供する。専用の無料アプリ(iOS/Android)を事前にインストールしておくと、専用サーバーに送信した一太郎の文書を閲覧できる。

photo 一太郎モバイルビューイング

 タイトル文字のサイズやレイアウトを調整する「モジグラフィ」、新聞やスポーツ紙のように仕上げる「らくらく新聞テンプレート」のほか、文章校正支援ツール「Just Right! 5 Pro」の校正エンジンも搭載し、編集・校正機能も充実させた。

photo モジグラフィ
photo らくらく新聞テンプレート

 電子書籍を作成するユーザー向けに「EPUB編集ツールパレット」を追加。20点のEPUBテンプレートの中から選び、文書スタイルや保存形式まで1つの画面で完結する手軽さが売りだ。タイトルや写真を差し替えるだけで、小説やビジネス書などの表紙を作れるテンプレート40点も提供する。

photo EPUB編集ツールパレット
photo 表紙のテンプレートを用意

 こうした機能を持つ標準バージョンに加え、描画ソフト「花子2016」や読み上げソフト「詠太6」などに対応した「一太郎2016 プレミアム」(2万5000円)、「ブリタニカ国際大百科事典」を利用できる最上位バージョン「一太郎2016 スーパープレミアム」(3万8000円)も同時発売する。

「sとhsyぴ」は「ありがとう」に――タイプミスも見抜く最新「ATOK」

 搭載する日本語入力システム「ATOK 2016 for Windows」は、「話題やタイピングをくみとる」をテーマにバージョンアップ。同一画面内に表示した別のソフトやWebページを見ながら文章を入力するシーンを想定し、参照先の文章に出てくる言葉を「変換候補」に優先して提示する「ATOKインサイト」を搭載する。

photo ATOKインサイト

 「ありがとう」(arigatou)を「sとhsyぴ」(stohsypi)――といったように、ホームポジションからずらしてタイピングしてしまった場合、正しく「ありがとう」と類推して修正できる「ATOKタイプコレクト」も搭載する。

photo 「sとhsyぴ」を「ありがとう」に

 そのほか、WebサイトやSNS内の言葉を辞書検索できる「ATOKイミクル」、連続作業時間やミスタイプの回数から疲労度を測定し、休憩を勧める「リフレッシュナビ」などの機能も用意する。

 「一太郎2016」とは別に「ATOK 2016 for Windows ベーシック」だけを購入する場合、価格は8000円(税別)。「ジーニアス英和/和英辞典」などを収録した「ATOK 2016 for Windows プレミアム」(1万2000円)も発売する。

photo 福良伴昭社長

 ジャストシステムの福良伴昭社長は、Windows 10のアップデートやスマートデバイスの普及を受け、「今後も長く使い続けてもらえるように、『一太郎』『ATOK』に伸びが期待できるサービスを追加した」と話す。「人が物を考える『思考』、ドキュメントに伝える『表現』を手助けする製品として、進化を続けていく」(福良社長)

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