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2015年12月07日 12時45分 UPDATE

牛もウェアラブルを着ける時代に? 人工知能とクラウドで飼育管理

牛の首に装着したデバイス「Farmnote Color」でデータを収集し、発情や病気リスクを算出する仕組みをファームノートが発表した。

[ITmedia]

 酪農・畜産向けのクラウドサービスを展開するファームノートは12月7日、人工知能を活用し、牛の飼育を管理するウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を発表した。牛に装着した端末からデータを収集し、繁殖に適した発情期や病気を検知できる。

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 デバイスを牛の首に取り付け、活動情報をリアルタイムに収集する。個体を識別するRFIDタグを搭載し、スマートフォンを近づけると、個体の情報を検知・表示できる。

 収集したデータはクラウドサービス「Farmnote」上に保存され、人工知能が活動量や反芻時間、休憩時間などを計算し、発情や疾病の兆候を自動的に選別して、スマートフォンに通知する。個体差を考慮して学習・分析を行い、データが増えるほど精度が高い異常検知が可能になるという。

 例えば「分娩後日数」と「反芻の低下」のデータを組み合わせると、出産前後の疾病リスクを検知できるほか、妊娠鑑定後に発情の兆候を取得した場合は、流産の可能性を割り出せる。

photo デバイスから活動データを収集
photo 個体別に管理

 従来、牛用のデバイスは、耐衝撃性や防水性を確保するためにバッテリーが取り外せない構造だったが、同デバイスのバッテリーは特殊な構造を採用し、交換も可能だ。常時使用の場合、連続利用時間は約3年間。

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