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庵野ゴジラは「初代ゴジラ」に“原点回帰” 史上最大118.5メートル、2016年7月公開

» 2015年12月10日 11時42分 公開
[ITmedia]

 東宝は12月10日、庵野秀明さんが総監督・プロデューサーを務める映画「ゴジラ」シリーズの最新作「シン・ゴジラ」のビジュアルと特報映像を公開した。公開予定日は2016年7月29日だ。

 歴代ゴジラ史上最大の118.5メートルとなり、米映画「GODZILLA」(2014年公開)の108メートルを10メートル以上も上回る「最強・最大のゴジラ」が誕生する。初代「ゴジラ」(1954年)に原点回帰し、人間を見下ろすかのような、ぎょろりとした目が印象的だ。

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 ポスターコピーの「ニッポン対ゴジラ。」の通り、日本を舞台とし、都内近郊の街をまるごと封鎖した大規模ロケを敢行。公開された特報映像では、ゴジラから逃げ惑う大勢の人々が描かれ、初代ゴジラのような咆哮が響いている。

 イメージデザインには「マッドマックス 怒りのデスロード」のコンセプトアート&デザインを務めた前田真宏さんが参加。庵野監督とディスカッションする中で「日本人だけが作れる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もう」と考え、初代「ゴジラ」の“戦後のリアリティ”に対し、「3.11を体験した我々だから体現できる、リアリティのある原点回帰のデザイン」を目指したという。

 キャラクターデザインは「仮面ライダードライブ」の怪人デザイン、「巨神兵東京に現わる」のひな型造形を担当した竹谷隆之さんが手がけた。「半年以上、庵野監督と100回近いやりとりを経て製作した」と言い、「人類が本気で畏怖するにふさわしい存在が、ダントツの現実感で迫る恐怖を早く目撃したい」とコメントしている。

 公開日は2016年7月29日。出演は長谷川博己さん、竹野内豊さん、石原さとみさんら。

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