米Appleは12月11日、Windows版iTunesの脆弱性を修正した更新版の「iTunes 12.3.2」を公開した。また、OS X Yosemite(10.10.5)向けのセキュリティアップデートを再リリースした。
Appleのセキュリティ情報によると、iTunes 12.3.2ではWebKitに存在する12件の脆弱性を修正した。悪用された場合、攻撃者が悪質なWebサイトをユーザーに表示させ、任意のコードを実行できてしまう恐れがある。iTunes 12.3.2はWindows 7以降に対応する。
OS X Yosemite向けのセキュリティアップデートは「2015-006」が11日付で公開された。Yosemite向けのアップデートは8日に「2015-005」が公開されたばかり。2015-006の内容についてAppleは「セキュリティアップデート2015-005 Yosemiteの内容が含まれる」とのみ説明している。
再リリースされた理由は不明だが、ユーザーの間では、2015-005に不具合が見つかってAppleがいったんアップデートを撤回し、改めて2015-006として公開したのではないかという推測も出回っている。
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