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ソフトバンク、月額4900円で月1Gバイトのデータ定額導入 スマホ最低料金を5000円以下に

» 2016年01月07日 16時18分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクは1月6日、月額2900円(税別、以下同)で1Gバイトまでデータ通信できる「データ定額パック・小容量(1)」を、「スマ放題ライト」「スマ放題」に4月以降に導入すると発表した。通話料と合わせた月額料金は4900円からとなる。月額5000円以下の料金プランを求める総務省の意向に応えた形だ。

画像 月額利用料金のイメージ(ソフトバンクのニュースリリースより)

 同社のデータ定額パックはこれまで、月2Gバイトからだった。総務省の有識者会議は、「大手キャリアのスマートフォンのデータ通信は各社2Gバイトからの設定になっているが、実際の通信量は1Gバイト未満の利用者も多い」とし、データ通信をあまり使わない人向けに、月額5000円以下を目安にした料金プランの提供を検討すべきと提言していた(PDF)。

 ソフトバンクが新たに導入する「データ定額パック・小容量」と、5分以内の国内通話し放題の「スマ放題ライト 通話し放題ライトプラン」を組み合わせると月額料金は4900円となる。通信量が1Gバイトを超えた場合は最大128Kbpsに低速化するが、追加データ(1Gバイト1000円)を購入すると通常速度で通信できる。

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